今回の内容は、キッチンの取り換えですが、他社様が工事をしてクレームになっている内容を書きたいと思います。
最近は、リフォーム業者が多いですよね!
折り込みチラシがよく入っている会社や、訪問販売で回てくる会社と色々あります。
業者選定でよ~く気を付けていただきたいのは、その会社の方がリフォームについて詳しいかを調べてください。お客様もわからないからと言って、まかせっきりにならないように気を付けてください。
自分自身で、今からやりたい工事について調べて、知識を付けてリフォーム会社と折衝してください。
先日お問い合わせのあったお客様のことですが、キッチンの取り替えをする際に、数社に見積もりを依頼し、某リフォーム店に決定し工事を済ませました。
すると、キッチンの下にこんな隙間ができているのに気づきました。
この隙間、2.5cmぐらいありました。
ですので、足元に置いたキッチンマットが、この隙間に入ってしまうのです。
勿論、キッチンですから、少しは水も落ちますし、切ったお野菜なども落ちればこの隙間に入ってしまいます。
これは困ったことですよね!
私は今回この「隙間を塞いで欲しい」との依頼でお客様のお家に伺いました。
後日その工事は行いました。
しかし、もともと工事をした業者はなぜこんなに隙間を?
お客様に聞いてみると、リフォーム店側はのらりくらり言い訳ばかりで、はっきりしたことは言えないようでした。
私も過去にこのような状況になりそうでした。
だからわかるのですが、下見不足と経験不足だからこそ起きた内容だと判断しています。
まず、下見の時に水道の給水・給湯の配管や排水管やガス管の位置の確認不足です。
最近はファイバースコープなど、良い道具がたくさんあるので、見えにくいところはそのような道具を使って徹底的に調べる、またはキッチンメーカーと過去の事例などを確認して、トラブル回避を考えるなどリフォーム店が経験などを踏まえ見積もり前に検討しないといけません。
その結果によって、リフォーム店はお客様がご要望するキッチンが適切か、ご要望通りにするにはどのように工事をするか、またはご要望のキッチンの種類や、キチンメーカーなども場合によっては変更の検討をお願いする必要があると考えます。
今回のこの工事は事前に行わなければいけない内容が、経験値もないので予測もできず見積もりや工事に移った可能性があると思われます。
これだとクレームを招きますよね。
最近のシステムキッチンやシステムバスは事前(発注前)に細かく調整ができる機種もたくさんあります。キッチンのカウンターなどは1mm単位で長さも変えられる機種もあります。配管を避けるような構造になっているキッチンもあります。そんな商品知識も工事の知識も持っていない方に工事を任せると、今回のようになります。
最初に
「今からやりたい工事について調べて、知識を付けて」
と書きましたが、全て調べることは無理かと思います。お知り合いにお話を聞いたり、または一緒に立ち会ってもらい話を聞くのもいいと思います。一人で検討するより複数で検討した方がいいかと思います。難しいい事ですが建築関係の知人に相談・立ち合いしてもらうのも一つの手段です。
リフォームは大きなお金を支払う大事な工事です、慎重にじっくり時間をかけ、気持ちよく終わるリフォーム工事にしましょう。